洗濯排水のつまり・臭い

洗濯排水のつまり・臭い

洗濯機の排水構造
まずはじめに、洗濯機の排水口の詰まりが発生する原因や改善策の前に、基本的な洗濯機の排水構造を説明します。

洗濯機の代表といえる、最も普及している全自動式洗濯機を例に挙げます。
(ドラム式洗濯機や2層式洗濯機でも基本は同じとお考えください)
水が蛇口から出ます。不思議に思う方が多いと思いますが「洗濯機につないでいる蛇口は開けたままで大丈夫なの?」という疑問ですが、洗濯機内部のバルブが故障していない限り、開けたままで問題はありません。「ソレノイドバルブ」といわれる、コイルを用いた電磁弁が使われており、そのソレノイドバルブが開いていれば水が流れ、閉じていれば水は流れない仕組みになっているのです。ただしソレノイドバルブが故障した場合、水が流れっぱなしで止まらない、閉じたまま水が流れなくなるといったトラブルが起こることがあります。

そのような時に大きな圧力が蛇口にかかり、パッキンの劣化や、蛇口とホースをつなぐ給水栓の継ぎ手部分の破損などがあると、その部分から水が漏れてしまう場合があります。このような場合は、給水段階での水漏れということですので、洗濯機周りの床がびしょびじょに濡れていたとしても、「排水溝が詰まっているのかも」と早合点せず、給水栓を確認してみるのが良いでしょう。
洗濯機の中に入る水は、洗濯槽の中に溜まっています。
設定された量まで水がたまるとその量をセンサーが感知し、ソレノイドバブルが自動的に閉じ、水が止まります。そして、洗濯槽の底の部分にあるモーターが回転することで水流が作り出され、衣類を洗濯します。洗濯機が作り出した水流で洗剤の混ざった水の効果によって、衣類の汚れが落ちる仕組みになっています。
最近では、メーカーにより様々なセンサーが搭載され、洗濯槽の中に入っている衣類の量を自動的に感知し水量を決めてくれる洗濯機や、洗濯時間を洗濯物の材質を判断し決定する洗濯機、光センサーで水の透明度を計測し、衣類の汚れ具合を判断し、洗濯終了までの時間を調整できる洗濯機まで存在します。
洗濯終わると、コンピュータが排水弁を自動的に開け、洗濯槽の中にある水を抜きます。水を抜いた後洗濯槽を回転させ、遠心力によって脱水します。脱水された水は、排水パイプを通り排水溝へと流れていきます。そして排水溝から排出された水は、「排水トラップ」といわれる水の蓋を経由し下水道へと排水されていくのです。
洗濯機の排水トラップは、流し台にある排水溝やお風呂の排水溝と同じシステムです。 下水道の嫌な臭いを居住空間に逆流させないように、水の蓋をするという役割があります。洗面台の下のS字にカーブした排水管と同じ仕組みです。途中に溜まった水が居住空間と下水の空間を隔てることにより、空気が物理的に遮断されるのです。ここで水の流れが滞ったり渦を巻くことが多く、このトラップ部分で排水口のつまりが発生するケースが多いです。
洗濯機に使われる水は、このような経路で、注水・排水されていくのです。
防水パンと言われても、何のことかピンとこない方も多いと思いますが、「白いプラスチック製の洗濯機置き場」のことを言います。一般的なマンションには、洗濯機置き場にこの防水パンが備え付けてるかと思います。 防水パンは、洗濯機の排水溝が詰まってしまった際に水が溢れるのを防止することを目的として設置されています。
特にマンションなどでは、洗濯機からの水漏れによって下の階の住居の天井から水漏れを引き起こし、住人トラブルに発展しかねません。もし家族で2階建ての家に住んでおり、2階から1階に水漏れがしたとしても、家族間での出来事なので、トラブルにはなりにくいです。このようなケースの違いから、防水パンはマンションではほとんどの場合取り付けられており、一戸建てには少ないのです。
防水パンには2つの種類があります。
1つ目は、洗濯機の脚を置く部分と、水漏れを防ぐフチの高さが同一になっているものです。このタイプは一般的な防水パンの形状で、ほとんどの防水パンがこのタイプといってよいでしょう。
2つ目は、かさ上げタイプの防水パンです。これは、通常の防水パンから洗濯機の脚を置く部分の高さだけが上がっていて、その分洗濯機自体の高さも高くなっているというタイプです。その部分以外については通常の防水パンと一緒です。
かさ上げしている理由は、掃除やお手入れがしにくい洗濯機の下になる排水溝に手が届きやすくするためです。補足しますと、近年ではあまり見かけなくなりましたが、2層式洗濯機を設置する為の長方形の防水パンというものもあります。
一戸建て住宅の場合は、防水パンは取り付けず、直接床に洗濯機の排水溝が取り付けてあるタイプがあります。洗濯機が1階にある場合は、そもそも水が漏れて階下に漏水するという心配をしなくてもよいことと、防水トラップを取り付けることで防水トラップと壁との間の掃除がしづらくなるというデメリットがあるため、デメリットをなくし、シンプルにした形となります。ほとんどの場合は、防水パンの有無の違いだけで、その先には排水トラップが設置してありますが、築年数の古い住宅などは、洗濯機から伸びたホースをそのまま排水管に差し込むタイプも存在します。
この場合のメリットは排水トラップ自体が存在しないためつまりが発生しにくいのですが、排水トラップ本来の目的とされる下水の臭気を防止することが出来なくなるため、場合によっては、下水の臭気が部屋中に充満してしまうことになりかねません。費用はかかってしまいますが、排水トラップを新たに設置するか、排水エルボと防臭ゴムを組み合わせて、確実に悪臭があがってくることがないよう対策を実施することをおすすめします。
つまりの原因
洗濯機の排水システムでお話したように、洗濯機から排出される水には、洗剤自体や洗剤によって浮きあがった衣類に付いている泥や垢、糸くず、髪の毛など、さまざまな詰まりの原因物質が混ざっています。洗濯機から排出される水が何色をしているのか、見たことがありますか?
実は驚くほど茶色く濁っていることが多いのです。

気になった方は、1日着た洋服一式をバケツに入れて、水と洗剤を混ぜて手洗いしてみてください。しばらく洗っていると、はじめは洗剤で白く濁っているだけの水が、茶色くなってくることに気がつくはずです。衣服についた垢や汚れ、泥などが茶色く濁る原因です。これに、糸くずや髪の毛などが混ざることで詰まりの原因となります。セーターをよく洗濯する方は、排出される水の中に糸くずが大量に混ざっていることがあります。
また、犬や猫など動物を飼っている方は、衣類に動物の毛が付着し、それが排出される水の中に大量に混ざっていることもあります。水の中でこれらの不純物が固まったり、排水トラップの中やホースにこびりついたりして、だんだんと大きくなっていき、さらに糸くずや髪の毛などの固形物が絡み付くことによって、加速度的に大きくなり、最後には水が詰まるほど大きなつまりの原因となります。
また、洗濯機の排水口が詰まりを起こす原因のひとつが、洗濯機の排水溝の掃除のしにくさにあります。 キッチンの流しやお風呂場の排水溝に設置されている排水溝は、蓋を開けるとそのまま排水トラップになっているので、掃除が容易です。流れが悪くなったかなと思えば、中を開けて掃除することが簡単にできます。
しかし、洗濯機の排水口はそうはいきません。
洗濯機から出ている排水ホースの先に取り付けられているエルボが、排水トラップに固定されており、それをまずは外さなければいけません。外す作業自体は大して難しくないのですが、ホースと排水溝が固定されているので、掃除が難しい印象を与えます。
また、固定されていたとしても目に見えるところに排水溝があればまだマシです。中には排水溝の位置が洗濯機の真下にある場合があります。近頃よく見かけるドラム式洗濯機などは、サイズが大きいため排水溝を隠してしまうことが多いようです。
このような状況になってしまいますと、簡単には掃除ができません。
洗濯機は重いものですと80kg近くあるため、女性ひとりの力で運ぶのはおろか、男性1人でも難しいでしょう。2人がかりで両側から持って動かすなど、自分以外の誰かの協力が必要になります。気軽に洗濯機の移動を頼める人がいれば別ですが、そうでない場合、定期的なメンテナンスをすることが難しく、つまりが発生しやすくなってしまいます。
排水溝のつまりやすさは洗濯機のタイプによって変わってきます。現在よく使われている全自動式洗濯機と、ドラム式洗濯機でご説明します。結論から言うと、ドラム式洗濯機の方が詰まりやすいといえます。ドラム式洗濯機は、少ない水で洗濯できるため水道代が節約でき、乾燥までしてくれるので便利なのですが、水が少ないということは排水の中の不純物の濃度が高くなります。よって詰まりを引き起こしやすい洗濯機だということになります。
また、排出される水の勢いが弱いため、この点も詰まりを起こしやすい理由のひとつです。
一方、水を大量に使用して洗濯をする全自動式洗濯機は、不純物の濃度が低く、さらに水の勢いも強いため、排水トラップに多少不純物がこびり付いても、水の勢いで流してしまうことが可能です。つまり、洗濯機のタイプとしてはドラム式洗濯機の方が新しいのですが、排水口の詰まりという部分おいては従来の全自動式洗濯機の方が優れていると言えます。
すすぎや脱水の段階になって洗濯機の警告音が鳴る場合があります。エラー表示を見てみると、排水に関するトラブルのようです。このような時、まず排水溝の詰まりを疑ってしまいますが、実は洗濯機内部の排水経路の中に詰まりの原因があるかもしれません。特に、使用する水の量が少ないドラム式洗濯機はつまりやすいメカニズムになっています。
排水溝のトラブルであれば自身で解決する事もできますが、洗濯機内部の排水経路の中でトラブルが起きてしまうと、持ち主が個人で修理するのは難しくなってきます。このような事態になったら、水道業者さんを呼ぶよりも、保証期間内であれば洗濯機を購入した販売店に連絡をする方が良いでしょう。
日本国内でも、気温の低い東北や北海道などの地域で起こりやすいつまりの原因が、凍結です。暖かい家の中に洗濯機を置いている場合はほとんど起こりませんが、屋外に洗濯機を設置している場合などは、冬の寒い日に起こりやすいトラブルです。当然ながら凍結していると水は流れませんので、洗濯機はエラーを起こします。
排水ホースの適正な長さは、洗濯機から排水溝までを結ぶ長さぴったりになるのが望ましいです。短いとホースが届かず、洗濯自体がそもそもできなくなってしまいますが、長すぎる場合は、繋がっているのだから大丈夫、と思ってしまうのではないでしょうか。しかし、排水ホースが長すぎて途中で折れていたりすると、そこで詰まりが発生する可能性が高くなります。単純にホースの折れている部分に水が詰まったり、カーブの部分に排水の中の不純物が溜まってしまい、ホース内部で詰まりを発生させるというケースもあります。また、ホースが途中で10センチ以上立ち上がったり、逆に下がっていたり、不自然な高低差がある場合、うまく排水されずに不純物が溜まりやすくなります。

家の床自体が斜めになっているということはあまりないと思いますが、防水パンの高さにズレが生じていたり、洗濯機自体の脚の下に物などが挟まっていたりすることによって、洗濯機が水平でなくなってしまうことがあります。どこかに重心が偏ってしまうと、洗濯機は基本的に水平な状態で使用されることが想定されているため、正常な排水が行われなくなってしまいます。すると、詰まりが起きこったり、予期しない部分に水がたまる恐れがあります。これも洗濯機内部のつまりの一種です。
洗濯機の排水溝がつまった時の症状
洗濯機がエラーで止まる  原因
洗濯機の排水口が詰まりを起こすと、洗濯機が排水の段階でエラー音を鳴らし、動作をストップします。 エラーの際に画面に表示されるエラー表示のアルファベットや数字は、その機種によって異なりますので取扱説明書を確認しましょう。ちなみに洗濯機のシェアナンバーワンであるパナソニックの全自動洗濯機ですと、エラー表示に「U11」が出た場合は、排水に関するトラブルになります。排水に関するトラブルは、排水ホースの詰まり、排水トラップや排水口の詰まり、洗濯機内部の排水経路の詰まりなどが考えられます。中でも最も多いのが、排水口の詰まりです。
特に、すすぎの段階では問題なく動いていたが脱水の段階になりエラーが表示されるといった場合、排水溝を通過する水量のキャパシティーを超過している可能性が高いので、排水口の詰まりであると考えられます。
排水溝から水が溢れる  原因
洗濯機の排水溝から水が溢れいれば、間違いなく排水口の詰まりでしょう。多少の溢れならば、防水パンが設置してあれば床への漏水は防いでくれると思います。しかし防水パンがなく、排水溝が床に直接設置してある場合は、床が水浸しになってしまう場合があります。そのため、排水溝はこまめにメンテナンスをすることが必要です。
ただしこの場合、厄介な洗濯機内部の排水経路が詰まっているというつまりではないので、比較的簡単にご自身で修理することが可能です。また、排水口が詰まり水が溢れる際は、音にも変化が出るので覚えておくと良いかもしれません。通常であればサーという音がして水が流れていきますが、つまりが発生している時は中に空気が入っているようなボコボコという音が鳴ります。
臭い・詰まりの原因
台所排水
洗面排水
浴室排水
洗濯排水
トイレ
外の排水桝

臭い・詰まりの原因は様々

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洗濯排水
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外の排水桝
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